航空祭撮影のレンズ

航空祭を取るとき悩むのが、レンズの構成である。

ブルーインパルス

ブルーインパルスを撮影するときには、基本的には、フォーサーズだと50-200mmがぴったりだと思う。または、キットレンズの40-150mmが良いだろう。ちょっと甘くなるが、70-300mm、50-500mmも良い選択だと思う。APS-Cだと、70-300mmあたりだろう。35mm DSLRだと、100-400mmになる。
これに加え、広角のズームもあると「さくら」、「スタークロス」、「バーティカルキューピット」などの撮影に役に立つ。フォーサーズだと9-18とかかな? 12-60mmや14-42mmだと、ちょっと狭いので撮る場所にもよるが、合成が必要になることが多い。思い切って魚眼レンズも面白い。
ただし、撮影中のレンズ交換はかなり難度が高いので、安いボディを買うか、28mm以下始まりのコンパクトデジカメを購入するのがお勧めです。フォーサーズだと1〜2万円台から中古ボディが手に入ります。

単機撮影

正直50-200mmだと、ちょっと物足りない。トリミング必須である。まぁ、多少トリミングしても破綻の無い画質なのだが・・・ また、近いときは飛行機の腹を見せていることが多いので、腹のどアップばかり撮ることになる。50-200mm+EC-14とか70-300mmだと、正直50-200mmのトリミングで良いかも?と思う。
それ以上大きく写すことを求めると、画質にこだわらず、SIGMAの50-500mmや50-200mm+EC-20で、ひと絞りするか、90-250mmか300mmにテレコンの組み合わせになる。90-250mmの組み合わせは直接触ったことは無いが、他社でもこのクラスだとゴーヨンとか、ロクヨンの世界に入ってくるので金額的には仕方がない部分がある。
あとはMFでよければ、BORG+電子マウントなんて選択肢もある。S-AFよりちょっと落ちるぐらいの使い勝手で我慢できれば10万円ぐらいの投資で換算1000mmの画角が手に入り、意外と使い物になる。ただし、フロントヘリコイドキットは必須。まぁ、10万円出せば、SIGMAの50-500mmが手に入るところが悩ましい。画質にこだわるか、便利さに流れるか? 個人的には、慣れで換算1000mm手持ちは十分実用になる。
個人的には、フレーミングはなんとかなるからZUIKOの400mm F5.6かF4 SWD、500mm F5.6かF4.5 SWDあたりを早く出して欲しい。フォーカスリミッターがあればSWDは要らないかも?